怒鳴られて学んだ

準備不足で周囲への迷惑を考えない人間だった

新聞配達(18歳のとき)

何も準備せずに仕事をしていた

高校を卒業し住み込みで新聞配達の仕事を始めた。
ある日の配達中、突然バイクが動かなくなってしまった。
※原因はガス欠。
※自分が配達に使っているバイクのガソリン量すら確認していなかったのも問題だった。

当時の連絡手段は公衆電話だ。
しかし私は何も持っていなかった。

そこで配達先に人がいたので10円を貸してほしいと頼んだ。
その人は早朝にも関わらず、仕事の準備中で「俺も忙しいんだよ!、帰れ!帰れ!」と怒鳴れてしまった。
それでも10円を貸してくれた。
そのおかげで販売所と連絡が取れガソリンを持って来てもらえた。

今なら連絡手段を持たずに、配達等の仕事をするなんて考えられない。
しかし当時の私は「どうせ3時間程度だから手ぶらでいいだろ。準備は面倒くさい。何も起こらないだろ」と、何も考えず仕事に出かけていた。
何かあった際の小銭すら準備していなかった。

<自分したこと>または<自分がしなかったこと>が、将来どのような結果をもたらすかという見通しが出来なかった。

「途中で何かあったらどうする?」
当時は怒鳴られるまで、この程度のことすら考えることが出来なかった。
今ではスマホや財布など何も持たずに仕事に出かけるなんて信じられない。

兆候はあった。
学生時代から横着者で忘れ物も多かった。
自覚している人は考え直してほしい。社会から必ずしっぺ返しがくる。
<横着者>・・仕事は積極的にしないで、分け前だけは一人前に主張する図々しい人間

最初に目に入った人に見境なく話しかけていた

私は道を尋ねる時も、最初に目に入った人に見境ないなく話しかけ、嫌な顔をされることが多かった。
忙しそうな人や急いでいる人にさえ配慮することが出来なかった。

職場でもそれぞれの担当が割り振られているにも関わらず、担当外の人に質問して嫌な顔された。「いや、それ○○さんに聞けよ」とよく呆れられた。
それでも自分では「なぜ怒ってるの?」と全く理解出来なかった。

衝動的に行動する人は、行動する前に一呼吸して下記の質問を自問自答出来るように訓練するしかない。
「今この人に尋ねても迷惑を掛けないだろうか」
「この人にこの質問することは適正だろうか」

他人に甘えない

また「低姿勢に出れば誰でもお願いを聞いてくれる、助けてもらえる」と思っていた。
下手に出ればなんでも許してもらえるという甘すぎる考えだ。
怒られても当然だ。
そもそも何かあったことに備えて財布さえ持っていれば何も問題なかった。

私はこのレベルで社会人として働き始めたの。

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