生活

<行政支援>大人の発達障害相談のチラシ

大人の発達障害個別相談

用事で都内の区民施設に行ったら、様々な行政サービスのチラシが置いてあった。

その中に「大人の発達障害個別相談」と書いてあるチラシを見つけた。

「大人になってから、<うまくいかない事が増えて大変・・>、<周りの人と合わなくて辛い・・>と感じる方の相談に応じます。
大学生活、就職活動、就労、家事、育児など大人になって「生きづらく」感じる方がいます。
これは「発達障害」という、生まれながらの発達のアンバランスが関係しているかもしれません。
「自分や家族が発達障害かもしれない」、「大人になって、なんだか困ることが増えた」、就職活動や面接がうまくいかず、支援してくれる機関を知りたい」といったご相談に対して、医師・臨床心理士が個別にお話しを伺います。

「大人になって」の部分が気にかかる

発達障害である私は、すでに学生時代から生きづらかった。
「大人になって」からさらに辛くなった。

私の学校生活は酷いものだった。
遅刻ばかり、耐えられない眠気で居眠りしてしまうなど授業にも付いていけなかった。
先生方も諦めていたようで、何とか厄介払いとして高校まで卒業させてもらった。
担任の先生は最後は明らかに私を面倒臭がっていたが、初めのほうは色々サポートしてくれた。

学生時代の気分で働き始めると戸惑うのは当然

高校までは周りに恵まれれば、何とかやっていける。
私も担任の先生方に感謝している。
ただ仕事を始めたら、もはや周りのサポートなんて受けられない。

会社は利益を上げなければならない。そのために年、月決めで計画を立てる。
その計画を遅れさせたりする人がいれば、上司は責任を取らされるし、周りは仕事を押し付けられる。

学校ではいくら遅刻しようとも他の生徒には何も影響しない。
仕事で遅刻してしまうと、誰かがあなたの代わりに余分な業務をしなければならない。
当然嫌われて居られなくなる。

学校では病気になって欠席したら、周り心配してくれるかもしれない。
あなたが病欠になっても誰も迷惑しない。
しかし仕事では、あなたがやる分は誰か代わりにやらざるを得ない。
押し付けられた人はうわべでは心配を装っても、心中は怒っているはずだ。

風邪で会社を休むもうなら「自己管理が出来てない」と逆に怒られる。

救急車で2回運ばれたらクビ

私が企業の警備員をしていたとき、体調不良の社員が出て救急車を呼んだことがある。
その時、「この会社で2回救急車で運ばれた人は知らないうちに居なくなってる」と先輩が話していた。

仕事中に2回も救急車を呼ぶほどの症状が出る人はクビになるってことだ。
会社は体の弱い人間には容赦しない。
学校のように周囲が心配してくれる場所ではないのだ。

社会に出たらもはや周りのサポートはないことは覚悟しよう

「大人になって」から生きづらく感じるのなら、そこがもう学校ではないからだ。
そして発達障害の人は、中高生時代から多少なりとも「すでに生きづら」く感じているはずだ。
ただ周りのサポートが多かれ少なかれあるから、学校生活が送られているに過ぎない。
だから発達障害の人が学校から社会に出ると、周囲のあまりの違いに戸惑い適応出来ないのだろう。

この区の「大人の発達障害個別相談」がどんな内容か知らないが、発達障害は相談だけで直ぐに治るものでもないだろう。
私も社会に適応していくのに何度も怒鳴られ自殺も考え、人並みにも満たないが何とか一人で一人ぼっちだが生活出来るようになった。

私からはこれくらいのアドバイスしか出来ない

まずは「周りの人と合わなくて辛い」ではなく「周りに合わせる」のだ。
そして自己管理を徹底して遅刻病欠は絶対しない。
さらに私のブログで怒鳴られたことを上げているから読んでほしい。
また昔の私のように頭が鈍く仕事についていけないなら、Audibleで脳の訓練しよう。

 

 

 

 

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